2017年8月17日木曜日

仕事遍歴(27:熱雷恐ろしい!)

8月17日(木曜日)
 <熱雷>この言葉は?
 気象用語で<ネツライ>と読み、夏場に良く発生する現象です。
 時には1時間80㎜以上の激しい雨を伴うと同時に、雷や雷光などまた時には竜巻なども引き起こす激しい気象現象なのです。
 近年はこの夏場に発生する熱雷の回数が増え、各地域で豪雨災害が発生している様です。
 皆さんは1時間80㎜以上の豪雨を経験した事がありますか?
 小生は平成10年(1998年)9月に高知市在住(高知地方気象台勤務)時に経験しました。
 日最大1時間降水量は129.5㎜、また10分間最大値でも28.5㎜、また4時間降水量では360㎜、日降水量は実に628.5㎜に達したのです。
 低い土地は勿論のこと、高知市内あらゆる地域で浸水が発生し下水があふれマンホールの蓋が飛び時にはそのマンホールに人が吸い込まれた事例もあったのです。
 小生は後刻の退庁時にはそれほど(「まあ激しい雨だなあ!」と言ったくらいで)気が付きませんでしたが、被害状況は翌日の新聞や報道からの情報で驚いた次第です。
 <高知の雨は下から降る>とも言われるように、風を伴い激しい雨でほとんど視界も無かったことと、夜間に発生したためいろいろな被害(災害)が出たものと考えられます。
 今年も各地で豪雨災害が発生していますので、どなた様も気象台や行政が発する情報には十分注意警戒して下さい。(桜54)

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