3月12日(日曜日)
今日午前中は、桜観測開始式で市長をはじめ多くの方の参集がありました。
また遠く県都近くからはせ参じた方も居られましたので、<宇和島の桜開花観測>万歳です。
さて式典直後空を見上げますと、ご覧の様な飛行機雲(巻積雲)が見えました。
この雲が見えますとその高度付近はまず空気が湿っていることと推察されますが、直ぐに消えると大きな崩れは無くしばらく続く様だと天気は下り坂に向かうようです。
言えば<空を見上げて 数時間先の天気を知る>に値するのです。
その昔の人は<天気予報>と言うものはなく、その時の空の状態や色また風の吹く方向である程度天気を予測していました。
現在残っています<諺(コトワザ)>もしかりです。
漁師の方、農業をされている方またその土地土地に長年住んでいる方は、それなりに天気の移り変りを空の状態で判断されていたようです。
その昔の人はこのような雲は見た事がないので、諺には残っていません。言えば出来(作れ)なかったのです。
その土地土地の諺をそれぞれ紐解きますと、昔の日常生活に絡んだ諸事が表されていますので調べてみるのも面白いかも知れませんね。(桜54)
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